3月分。
アイビー・ハウス (講談社文庫)の
感想夫婦のシェアハウスって、やはりムリがあるのだなあ。それぞれの気持ちがツタに絡め取られしばられていく様が読んでいて苦しくなった。
著者:
原田ひ香
くもりときどき晴レルの
感想子ども同士、子どもと大人、さまざまな気持ちが交差する。さりげなさを装いつつ、一生けんめい考える子どもたちが愛おしい。
岩瀬成子
東京日記4 不良になりました。の
感想ふつうの暮らしをふつうに綴っているのだけど、いつのまにかふつうじゃなくなっている。ところどころ、おかしくてぷふっと笑いました。
著者:
川上弘美
漁師の愛人の
感想プリンの連作3編と2つの短編。著者が綴るお話はカラフルだ。個人的には表題作がおもしろかった。
著者:
森絵都
あの日、僕は旅に出たの
感想雑誌『旅行人』休刊の経緯がよくわかった(何度か投稿していた)。グレゴリ青山、さいとう夫婦登場の下りも興味深かった
著者:
蔵前仁一
てらさふの
感想少女時代の野望、空想を実現できるのはネット時代の今ならではだと思った。最後の弥子の懲りないことば、「どうする? やっちゃう?」。 やっちゃえ! そしてその後の話を読んでみたい。
著者:
朝倉かすみ
尾瀬・ホタルイカ・東海道 (幻冬舎文庫)の
感想東海道目当てで読んだ。『東海道でしょう』の藤田香織さんを銀色さんがどのように書いているか知りたかったので。つれづれシリーズよりおもしろく読んだ。
銀色夏生
私の赤くて柔らかな部分の
感想荒涼としたイメージで読み進んだけれど、読後感はみずみずしい。
著者:
平田俊子
はじまらないティータイムの
感想テンポよくストーリーが進むので、あっというまに読んでしまった。
著者:
原田ひ香
彼女の家計簿の
感想戦中から戦後に綴られた家計簿(日記)が興味深い。NPOのある谷中界隈が子細に書かれている(東京ロンダリングも谷中が舞台)。おもしろくて一気読みした。
著者:
原田ひ香
東京ロンダリングの
感想事故物件に一定期間住むことにより、その場所を浄化(?)する仕事。最初はやむなく、最後は自分の仕事だと実感していく。同業の管先生のキャラクターもいい。興味深く最後まで読んだ。
著者:
原田ひ香
母親ウエスタンの
感想おもしろくて一気読み。ロードムービーを見ている感覚。当初、タイトルに違和感があっったけれどなるほど、このお話は「ウエスタン」
著者:
原田ひ香
年収150万円一家森川さんちの 沖縄・屋久島 お値打ち旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)の
感想行った先のスーパーなどでその土地にしかない食材を買って調理して食べるって、いいなあ。ロングステイに興味津々。ただ、1カ月は…ムリかなあ。
著者:
森川弘子
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