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10月に読んだ本

10月に読んだ本。
現在は読書時間激減中。
この状態で師走を迎えると思うとため息が出ます。



古都トコトコ記・断食への道 (角川文庫)古都トコトコ記・断食への道 (角川文庫)感想
日常生活の延長のように描かれている。最近のつれづれシリーズよりおもしろかった。というか、昔のつれづれには、旅行記も入っていたなあ。
著者:銀色夏生







戸越銀座でつかまえて戸越銀座でつかまえて感想
何となく生きることに不器用な著者のご近所エッセイ。とはいうものの慣れないはなく、旅人の視線で描かれている。一番興味深かったのは、前書き。
著者:星野博美



UFOはまだこないUFOはまだこない感想
文字が散らかっている感じがして最初読みづらかったけれど、次第に慣れてだんだん引き込まれていった。主人公と周りの友だちが、中学生にしては大人びているなと思う。
著者:石川宏千花






失踪日記2 アル中病棟失踪日記2 アル中病棟感想
3日かけてじっくり読んだ(ネームが多い)。これから何度も読む予感。人物が三頭身から四頭身になって失踪日記より雰囲気が大人っぽい。入院中に描いた女の子の絵を見て愕然とした。アル中って恐い。
著者:吾妻ひでお



ひみつの花便りひみつの花便り感想
主人公の文通相手は大人。親でもない先生でもない、第三の大人と呼べるべき人と、四季折々のやりとりをしていく。メール全盛の今、手紙の温もりが伝わってくるお話。
著者:田村理江






紙コップのオリオン紙コップのオリオン感想
ある日突然お母さんが旅に出てしまったところから物語が動き出す。主人公論里くんの家族、友だちなど、登場人物それぞれのキャラクターが立っていて、おもしろく読めた。ただ、このタイトルだと、途中からキャンドルナイトの顛末のフラッグが立ってしまうのではないかなとちょっと心配。
著者:市川朔久子



ぼくの最高の日ぼくの最高の日感想
老店主がひとりで営むバーにやって来る人々のお話。それぞれの「最高の日」は100%ハッピーでなく、ほろ苦いストーリーで語られる。最後のお話でこの本のタイトルに納得した。
著者:はらだみずき



あたり―魚信あたり―魚信感想
釣りと水辺を愛する人々が織りなす、心温まる話。安心して読める。淡水魚の釣り人って、海釣りの人と人種が違うような気がする。海の方は…ギラギラした感じで、淡水の方はひなびた感じ。
著者:山本甲士



働かないの―れんげ荘物語働かないの―れんげ荘物語感想
まったりと平和に暮らすキョウコさん。葛藤を胸に秘めつつ、それなりに自分の境地を見極める日々。二階への探検エピソードが、陸奥A子さんの「こんぺい荘のフランソワ」(古!)を彷彿とさせる。刺繍作品を見たいと思った。
著者:群ようこ



UNTITLED (一般書)UNTITLED (一般書)感想
弟の彼女、最初は何だこいつは?と思っていたが、ズンズン魅力的に。反対に主人公の桃子はどんどん、たががはずれていく。桃子の母の輪郭が今イチなのが残念。もうちょっと突っ込んで欲しかった。テレビドラマになったらおもしろいと思った。
著者:飛鳥井千砂




読書メーター

by megalopa | 2013-11-30 14:37 |
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